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AIで作った試作を開発会社に持ち込むとき、会社を選ぶ前に確かめること

AIで作った試作を開発会社に持ち込む前に、会社の比較ではなく「試作をどう扱うか」を聞くための5つの問いを整理しました。活かすか作り直すかの決め方、診断だけの依頼、運用、料金、預け方です。

公開日 更新日

AIで作った試作を開発会社に持ち込むときは、会社を比べる前に、「その会社は私の試作をどう扱うか」を聞くことをおすすめします。聞くことは5つです。活かすか作り直すかを何で決めるか、診断だけを頼めるか、公開後の運用を誰がするか、料金が先に分かるか、コードや環境をどう預かるか。この記事は会社の比較やおすすめではなく、その5つの問いの整理です。

この記事は、会社の比較ではない

開発会社には、それぞれ得意な分野と進め方があります。どれがよい、悪いという話ではありません。

ただ、試作を持ち込む側にとっては、会社の実績の数よりも先に、確かめておきたいことがあります。試作を出発点として扱ってもらえるのか、それとも最初から作り直す前提なのか。 診断だけを頼めるのか、はじめから全部を任せる形なのか。ここが自分の事情と合わないと、あとで話がずれます。

私たちは、これを「会社を選ぶ前に聞くこと」と考えています。以下は、私たち自身が同じ質問を受けたら、どう答えるかも添えた整理です。

依頼の前に、自分の側で整理しておくことは、本番化を依頼する前に整理しておくことにまとめています。この記事は逆に、相手の会社に聞くことです。

問い1: 試作を活かすか作り直すかを、何を見て決めますか

なぜ聞くか。 試作を活かすか、作り直すかで、進め方が変わります。その判断を、コードを読んでから決めるのか、依頼の時点で決まっているのかを、聞いておくと見通しが立ちます。

私たちの場合。 コードを読んでから決めます。外から見ただけで「活かせる」「作り直す」とは決めません。見る観点は、構成を作った本人以外にも説明できるか、秘密情報や権限の扱いなど本番に必要な備えを足せる作りか、作り直したほうが早く確実な部分はないか、そしてどこに公開するか、です。詳しくは「画面だけの試作」と「動くコード」に書きました。

問い2: 診断だけを頼めますか。そのあとの実装は、自分たちや別の会社でできますか

なぜ聞くか。 診断と本番化を、同じ会社に同時に決めなくてもよい場合があります。構成案が手元に残れば、実装する先をあとで選べる、というのが私たちの整理です。

私たちの場合。 診断だけを依頼できます。費用は5万円〜(税別)です。診断では、試作の構成と機能を把握し、認証・データベース・インフラ・セキュリティ・監視のうち何が足りないかを整理して、構成案をお渡しします。構成案をもとに、お客様側で実装していただくこともできます。診断を受けたから本番化も必ず頼む、ということはありません。診断で分かることは、本番化の診断で分かることに書きました。

問い3: 公開後の運用は、誰がしますか

なぜ聞くか。 公開すると、動かし続ける仕事が始まります。作った本人以外に直せる人がいるかどうかは、私たちが公開前に確かめる4つの点の1つです(AIで作ったアプリを本番化するには)。会社が運用まで受けるのか、納品までなのかで、公開後の体制が変わります。

私たちの場合。 公開後の運用まで担うことができます。監視とバックアップを備えた体制で、使われ方を見ながら改善します。公開後の保守運用は、月10万円〜(税別)が目安です。一方、お客様側で運用される場合もあります。ある業務システムでは、公開後はお客様がそのまま運用されています。

問い4: 料金と契約形態は、先に分かりますか

なぜ聞くか。 金額の目安が先に分かると、予算に合うかを早く判断できます。公開されていない場合は、見積りに何が必要かを聞けば、こちらで整理しておくことが分かります。

私たちの場合。 診断は5万円〜(税別)、公開後の保守運用は月10万円〜(税別)が目安です。本番化の作業は、診断で洗い出した範囲をもとに別途お見積りします。金額は目安で、ご予算に合わせて対応範囲や進め方を調整します。契約形態は、請負(成果物での納品)、準委任(月額・稼働ベース)、ラボ型(チームのご提供)から、内容に合わせてご提案します。

問い5: コードや環境を預けるとき、どう扱いますか

なぜ聞くか。 試作のコードや設定の中には、API キーなどの秘密情報が含まれていることがあります。どう渡し、どう扱うかを事前に聞いておくと安心です。AI で作った部分の権利の扱いも、あわせて確認しておく点です。

私たちの場合。 環境を確かめるときは、管理者のパスワードをそのまま渡していただくのではなく、閲覧だけできる権限のアカウントを発行していただく形をおすすめしています。コードや環境を見るので、必要に応じて、秘密保持契約を先に結ぶこともできます。権利の扱いは、契約で確認してください。整理のしかたはAIで作ったアプリの著作権・ライセンスに書きました。

答えを聞いたあとの見方

5つの問いに、正解の答えがあるわけではありません。会社によって、診断だけの依頼を受けない、運用は別の会社に任せる、といった進め方もあるはずです。それ自体は、よい悪いの話ではありません。

見るのは、答えが自分の試作の事情と合っているかです。社内の数人が使う道具なのか、社外の人が使い、個人情報や決済を扱うのかで、必要な備えの深さが変わります。深さが必要なら、診断や運用まで含めて聞く。そうでなければ、必要な範囲だけを頼む。複数の会社に聞くときは、同じ5つの問いを同じ順に聞き、答えを横に並べると、比べやすくなります。

wizgeek にできること

私たちは、AIで作った試作に、認証・データベース・インフラ・セキュリティ・監視・バックアップ・テストを整えて、公開・運用する仕事をしています。ツールは問いません。画面だけの試作でも、動くコードがある試作でも、まず構成と機能を把握するところから始めます。手元にコードも画面もない場合は、通常の開発のご相談として伺います。

迷ったら、試作を作ったAIに構成と課題を書き出してもらう無料のプロンプトをお使いください。出力は、どの会社に相談するときにも、状況を伝える資料になります。

まずは、AIで作ったアプリの本番化のご相談からお問い合わせください。

よくある質問

AIで作った試作を開発会社に持ち込むとき、最初に何を聞けばよいですか?
「試作を活かすか作り直すかを、何を見て決めるか」を聞いてください。あわせて、診断だけを頼めるか、公開後の運用を誰がするか、料金が先に分かるか、コードや環境をどう預かるかを聞くと、会社が試作をどう扱うかが見えてきます。
診断だけを頼んで、実装は自分たちや別の会社でやってもよいですか?
私たちの場合は、できます。構成案をお渡しするので、実装はお客様側で進めることもできます。会社によって扱いは違うので、依頼の前に「診断だけを頼めるか」「構成案をもらったあと、実装先を選べるか」を確認してください。
コードがなく、画面だけの試作でも相談できますか?
私たちの場合は、できます。画面だけの試作は、完成イメージとして使えます。ほかの会社でも同じとは限らないので、「画面だけでも相談できるか」を最初に聞いてください。

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最近は、生成AIにコードを書かせて(バイブコーディング)画面や試作(プロトタイプ)を作ってから相談してくださる方が増えています。完成イメージを最初から共有できるので、開発は速く進みます。ただ、多くは画面だけの試作です。そこに認証、データベース、インフラ、セキュリティ、監視、バックアップ、テストを整え、本番運用に耐える形にして公開・運用します。

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画面だけの試作でも、動いているアプリでも構いません。まず診断で、本番に必要なものを洗い出します。